「REASON」と「AFTER」

「甘い時間」ブログの方で、サイト「お茶でも如何」さまの「REASON」という長編SSの三次創作にあたる「AFTER」を掲載するかどうか、等迷っています、的な事を書きまして、いつも読んでくださるみなさまの反応をお伺いしました。

（って偉そうに申し訳ありません）

 

 

好きが高じて、図/書/戦二次創作を書いていたりしますが、長きに渡ってブログにお付き合いいただいている方だと判るかも知れませんが、拝読したSSがものすごくツボだったり好きに成りすぎてたまーに「ぶわぁぁぁぁっ」とこうしてそこから派生する妄想を書きたくなることがあります。

基本的には、その方の書いている作品の世界尊重型なので、単純な三次創作（たとえば、郁ちゃん目線で書かれているので、教官目線を書きたい！と思うとか）っていうのは妄想することがあったとしても、基本的には書かない事にしています。仮に同じネタ（orシチュ）だとして目線を変えたとしても全く同じstoryではない面から書いてみたり、続きの部分だったり、と。

 

なるべく、その作品の余韻とか余白の部分（＝読み手が想像力をフル活動させる部分）を大事にしたいのです。

 

という私もかなりの割合で、余白を埋めてしまう描写をするタイプでもあるので、有川先生の書く原作を読むとそのテンポの良さの中にある余白が凄く活きている（＝だから私たちが二次創作したくなる、という部分もあると思いますが(笑)）ほんと見習いたい（って見習えないけどwww）となるべく意識して居るんですがね・・・（要するに全然出来てないww）

 

なので、よほどの事が無い限り三次SSは書かない、というスタンスなのにも関わらず、元作品が好きすぎて、なんかポチポチ浮かんだ言葉を書いてみたら、最後まで書き上がってるんじゃね？みたいな事が在ります(笑)

 

要するに「本当に好きすぎて、何度も何度も読んでいるうちに、勢い余ってなんか書き上がってました！」

 

っていうのは私の書く三次SSです。いやいや、元作品さまには迷惑きわまりないっていうかねwww

 

「お茶でも如何」さまは既に図書戦他サイトしては、倉庫化されてまして。

私もそれを楽しませていただいている単なる読者であったはずなのに、うっかり書き上げてしまって、管理人さまにご連絡するのに結構迷いました。

いや、でも作品を公開するかどうか以前に、書き上げてしまったと言うことが既に、その方の世界をお借りしているのだから、まずそこから許可貰わないと作品自体ゴミ箱に入れるしか無くなってしまう訳で・・・、と思い、なんとか失礼がないように＆上手く気持ちが伝わるかわからないけど・・・とドキドキしながら、管理人さまにラブレターを送りました。

 

書いてしまった事、もそうですが、本当に「RAESON」というお話しが好きなのです。

サイト削除をされてしまう方も多い中、倉庫化という形で何度も拝読できた事を本当に嬉しく思って＆そして、恥ずかしながらstoryも何もかもわかっているにもかかわらず、毎回読む度にポロポロ泣いて居るんです。

それだけ、切ない心をかき立てられるというか！

 

手郁から堂郁？っていう形で、確かに原作逸脱の部分があります。それでも「この話しはこの話しで良い」と思わせる展開と自然な手郁の描写、堂上の想いはちゃんと原作らしさがきちんとあって。

本当に「原作のちょっとしたボタンの掛け違い」発想が、こんな展開になるんだ！って感動しましたし、この手塚がもうね・・・！掛け違って郁に気持ちが向いた話しであっても、一途さとか真面目さとかがちゃんと手塚で。

 

王子様へのこだわりがちょっと強かっただけで、付き合っていながらも手塚と郁の距離はちゃんと図/書/戦らしいし、堂上も王子様ではない自分を・・・って思っているのに、部下が先に恋人の形を作ったところで、さらに気持ちを抑えてしまったのに、いきなり行動するところもある意味堂上らしいし。

 

キャラクターと関係性それぞれがちゃんと原作ありきなところが、一番素晴らしいところだと思うのです。だからこそ引き込まれる原作逸脱SSだったのだと。

 

基本的には堂郁以外のカップリングは、想像できるけど文字になってこないタイプで。

図書戦の堂郁以外に、二次書きたいと思う、というか書けるものが今のところ全くないんですよね(笑)そのくらい、基本堂郁ハピエン主義なのですが・・・。

 

 

サイト管理人さまが「楽しんでくださったのなら」と快く公開することを許可してくださいましたが、次に困ったのが公開方法でした。

私は作品として大好きですが、原作逸脱も大きく(笑)なので、元作品を受け入れにくいという方も当然あるだろうな、と思える事と、それだけ素敵な大作なので三次を受け入れたくない、という方も居るだろうな、という面です。

 

まあ、三次はいやって方は、普通にスミマセンスルーしてください、って良いのでしょうが・・・（読まない選択とか読まない権利を行使してください！で）

 

だけど元作読まないと、全く判らない三次SSだと思うわけで。

「手郁」という文字に抵抗ある方もいるでしょうから、うーん、とも。なので、3日で50拍手なかったら海底で限定にしようー！ってホントに思ってました(笑)

っていうか、せっかく書いたので、せめて一人か二人でもこれもありかな？うん、ありかもね、っていう言葉をもらえたら良かった、位の気持ちでした(笑)三次は本当に書くのも公開するのも気を遣うんです(^_^;)

 

 

万人受けしたいと思っているわけでもなく。

わずかな方でも、元作品も三次SSも読めて良かった、と思ってくださったらいいな、という小さな気持ちを込めて。

 

読みたいです、と拍手くださったみなさま（がっかりさせないといいなww）＆「お茶でも如何」サイト管理人さまに感謝の気持ちを込めて。

 

 

 

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